1月7日は七草粥の日!
1月7日は七草粥を食べる日です。元来は豊作や無病息災を願って食べていたそうですが、今は年末年始にごちそうを食べて疲れた胃腸を休ませるためと思っている人が多いですよね。
というわけで七草とはどんな草で、どのような効能があるのか調べてみました。
これが春の七草だ!
おー。いかにも体によさそうな緑のオンパレードですね。ポンちゃん大好きなかぶっぽいのも見られます。
七草の名前、実はすべて縁起の良い意味が含まれているこをご存知でしょうか?
芹(セリ)
田畑で競り合うように育つので競り勝つという意味があるそうです。
薺(ナズナ)
別名ぺんぺん草。おばあちゃんの家で飼っていたセキセイインコのエサにするため、よく道ばたに摘みにいった思い出が…撫でて汚れを取り除くという意味が込められています。
御形(ゴギョウ)
仏様の体という意味だそうです。母子草(ハハコグサ)ともいいます。
繁縷(ハコベ)
ハコベラともいい、繁栄するという意味が込められています。
仏の座(ホトケノザ)
花のかたちが座禅をくんだ仏様のような形をしていることからこうよばれるようになったそうです。
菘(スズナ)
カブのこと。神を呼ぶ鈴に見立てられこのような名前がついたそうです。
わが家のカブも価値が上がるようにたくさん食べたいと思います!!なんてやましいこと考えちゃだめですよねきっと。
清白(スズシロ)
大根のことです。汚れのない清白を表しています。
七草粥の薬膳パワーがすごいよ
低カロリーで胃腸に優しい七草粥。実は胃腸の調子を整える以外にもたくさんの効能があります。ぜひ覚えておいてくださいね。
健胃効果
セリ・ナズナ・スズナ・スズシロ・ホトケノザ
むくみ解消
セリ・ナズナ・ハコベラ
リラックス効果
心の安定…スズナ
解熱…セリ・ナズナ・ホトケノザ
風邪予防、諸症状の緩和
去痰…セリ
せき止め・気管支炎予防・扁桃腺炎予防…ゴギョウ・スズシロ
二日酔い解消
セリ・ナズナ
美容効果
そばかす予防…スズナ
ひび、あかぎれ予防…スズシロ
七草粥を作ってみよう
材料(2~3人分)
七草 1パック
米 1カップ 、水 1000cc 、塩 少々
春の七草はスーパーでパック売りされているものが便利です。雑草に500円かと思ってしまいますが…
雑草ではございません
先ほど説明しましたが、どの草にもとても縁起のいい意味が込められているので、家族の無病息災を願って食べましょう。
作り方
1. 米をとぎ水気を切っておく
2. 七草はさっと塩ゆでしたあと冷水にさらし細かく刻む
3. 鍋に米を入れ、水を加えて30分ぐらい煮る。または炊飯器でおかゆを炊く
4. 炊き上がったら用意した七草を入れる。塩で味をつけて出来上がり。
お粥が苦手な方は…
実はポンちゃん、お粥が苦手です。あのドロッとした食感がどうしても好きになれません…
なので、ごはんの粒を残した雑炊風にして、塩とだしをきかせていただきました。
お餅にまぜて食べたり、鍋の具材にしたり。おひたしにしてポン酢をかけて食べても美味しそうですよね。
というわけで、ごちそうつづきの胃を休めて、春の味を楽しんでみてくださいね~
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