ごはん食べにいこうか
株主優待って何
簡単にいうと株を買ったお礼に企業からもらえるプレゼントのことです。90年始めには200社程度しか実施していなかったのですが現在では1500社近くの企業が実施しています。
優待内容も自社商品に限らず、金券、お米、カタログギフトなどさまざまなものがありますので、もらう楽しみだけではなく、選ぶ楽しみも味わうことができます。
株主優待をもらうには
優待をもらうにはいくつか条件があるので確認していきましょう。
優待を実施している企業であること
実施していないところもあります。
必要株数を保有していること
例)A 企業の場合
100株 お食事券1000円分
300株 お食事券3000円分 |
この場合株主優待のお食事券をもらうにはA企業の株を最低100株保有している必要があります。
200株もっていても1000円分しかもらえませんので注意してください。
権利確定月に株を保有していること
優待をもらえる権利が決まる月を権利確定月といいます。
権利確定月が3月末でしたら3月31日(正確には3月31日の3営業日前)に株を保有している必要があります。
マクドナルドを株主優待を例にみていきましょう。
優待内容 | バーガー等引換券 |
必要株数 | 100株 … 6枚 300株 … 18枚 500株 … 30枚 |
権利確定月 | 6月、12月 |
このように権利確定月が2回ある企業もあります。
この場合ですと100株保有していたらバーガー等引換券を年間で12枚もらえることになります。
優待はどうやって届くの
優待は権利確定月の2~3ヶ月後に自宅に送られてきます。
ポストに投函されるだけの場合も、受け取りが必要な場合もあります。
損をすることはないの?
損をすることはあります。
例えば突然優待が半分になってしまったり、なくなったりすることだってないとはいえません。
ですので初心者は1社から1000株買うのではなく、10社から100株ずつ買うといいと思います。たとえ1社で10万円損をしたとしても、残りの9社から毎年総額5万円の優待をもらっていたとしたら、2年でその分を取り返せることになるからです。
そしてできるだけ長期で保有することをおすすめします。株価は日々変化し、株価が下がるとガッカリしてしまい、株価が上がったら売りたくなってきます。てでもそこは気にしないで優待と配当をもらいつづけることに専念しましょう。
株は自分の好きな企業を応援するためのもの。
儲けるためではなく自分の生活を支えてくれる大切なもの
そんな風に思うようにしています。そうすると日々の株価に振り回され、おだやかな気持ちや大切な時間が奪われることなく、株主優待生活を楽しむことができますよ。
銀行に預けておくよりは
お得なんじゃないかな
優待をもらえるまでの手順をくわしく解説するよ
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